組織概要

「高教研学校図書館部会」とは?

高等学校の学校図書館教育に関する研究を行う部会です。具体的な事業として、小学校・中学校と連携した調査や、司書教諭、学校司書の研修会、学校図書館教育研究会、機関紙および研究資料の刊行、他の研究機関との連携などを行っています。

「司書部会」とは?

岡山県高教研学校図書館部会に所属する県立・市立・私立高校の司書や司書教諭、図書館担当職員が研修を行う組織です。備前支部・備中支部・美作支部の3つに分かれ、年5回の研修会を行っています(うち2回は3支部合同研修会)。

司書部会の開催目的は、研修会でそれぞれの司書が研鑽を積んで各校の図書館運営に反映させ、学校教育の展開に寄与することです。またその研修内容・実践内容を共有することで、県下の高校図書館全体のレベルアップを図ります。

授業との連携や司書教諭との協働など、直接学校教育に関わる研修内容から、読書案内、レファレンス研修のような日常の図書館運営に関する実務に至るまで、研修内容は多岐にわたります。それぞれの研修成果は、学校司書研究協議会(あるいは研修会)・高教研学校図書館部会研究協議会等で発表し、共有しています。

このHPは、これらの研修内容・成果を蓄積し共有するとともに、司書部会の活動を広く周知するために開設しています。

学校図書館とは?

学校図書館法第1条に、「この法律は、学校図書館が、学校教育において欠くことのできない基礎的な設備であることにかんがみ、その健全な発達を図り、もつて学校教育を充実することを目的とする」とあります。つまり学校図書館は、学校教育に必要であり、学校教育を充実させることが目的で設置されているのです。

各学校には教育目標(教育方針/ミッション)がそれぞれ設定されています。学校図書館は、その学校の教育目標を達成するために必要な設備ということです。本の貸し出しを行うことも、購入や除籍を行うことも、授業支援を行うことも、全てその学校の教育を充実させることにつながるのです。

そしてその目的を達成するために、私たち司書(司書教諭、図書館担当事務員なども含む)は、日常業務として図書館の管理・運営を行うとともに、司書部会を開催し、司書としての研鑽を積んでいます。

学校図書館関係の組織図 (令和5年度)