ラノベの次の本/新書・専門書の前の本(備前H28年度)

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資料に関する研修として、ライトノベルの次に読みたい本、新書や専門書の前に読みたい本というテーマを取り上げました。
テーマは、前半をフィクションの本、後半をノンフィクションの本とし、5 つの班に分かれてグループディスカッションを行いました。

フィクションの本について

  • A班:ゴールの本を進路の就職面接で答えられる本とした。入り口はライトノベルやケータイ小説として、スタートとゴールは別物として考える。就職活動の時期が近づいてきたら面接でも答えられるような本を読んでおき、ライトノベルやケータイ小説もそれはそれとして楽しめば良い。
  • B班:10 代のライトノベル好きをイメージして、30 代 40 代になってもライトノベルばかり読まないよう、様々な本を選べる大人になれるように導く。
  • C班:生徒の目に留める・手に取るように仕向けることが大切。目に留まった本からだんだんジャンルの幅を広げていく。
    • 実践……「次コレ」。図書に「『○○』が良かったら→『△△』へ」というカードを本に貼っておく。だんだん色々な本に目を向けていくので効果的。
  • D班:無理強いではなく、生徒が手に取れるようにしておく。人気本を読んだ生徒が次に何を読んでいるかをリサーチする。
  • E班:生徒の語彙が増える本を薦めていく。スタートになる作品から、次の作家を、テーマとしても広がりをもてるようなフローチャートを考える。

ノンフィクションの本について

  • A班:商業系の就職・進学に関わる本で、面接に答えられる本、自分の言葉で説明できる本に辿り着くことが目標。分野をはっきりさせて、それぞれの分野で最初に読みやすい本を考える。
  • B班:工業系・農業系のある学校が多いグループなので、今回は特に農業系に絞り、1 年生がどういう本を読み、どうなってほしいかを考える。最終目標は、新聞を読み、理解し、自分の考えが持てること。まずはマンガや絵本から始め、知識がない人向けの本、農業科の伝記、写真・図が多いもので、基礎知識や問題点を理解するための下地をつける。
  • C班:化学のおもしろさが 1 年生からでも分かる本を先生からリクエストされたことを踏まえ、教科につながっていく本を考えた。たとえば化学なら、講演会を開いたり実験をしたりすることで生徒に興味を持たせることが考えられる。
  • D班:マンガの次の本、新書の前の本をそれぞれ考えた。新書の前の本としては、入試などに出題された本を特集するなどして生徒の興味を引くという案が挙がった。また、新書を読む前に入り口として読みやすい本の具体的なシリーズ名なども挙がった。
  • E班:進路でつかえる新書をゴールとして、新書を手に取ったことがない生徒に段階的に読ませるフローチャートを、人物編・レーベル編に分けて作成。